8/16 2.丘の上の一日。(後編)

急停止したスーパーシェルパが、Uターンして私のところにやって来ました。
「ひょっとして、shibainuさんですか?」
「・・・・・はい、私がshibainuです。」
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やはり、これまで何度かこのブログにコメントをいただいていたヤマちゃんさんでした。
この日本の北の果ての、誰も通らないダートで出会うのだからお互いびっくりです。



ヤマちゃんさんは車にシェルパを積んで北海道を回られているとのことで、今日もこの丘に上がるときにひょっとしたら会えるかな?と思っておられたとのこと。
それを聞いただけで、とても嬉しくなりました。
しばらく立ち話をして盛り上がっていましたが、やがて再びそれぞれの旅に戻ることにして別れます。
一緒に走りましょうとあえて言わなかったのも、ヤマちゃんさんなりの心遣いだったのかも知れません。
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宗谷丘陵の中でも、個人的に特に思い入れのある場所。
今年もまた、好天の空の下訪れることができて本当に良かった。
もう、この旅で思い残すことは何もありませんでした。
そんな満足感と同時に、旅も明日で最終日だという現実が頭の中を大きく占めるようになっていました。
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セローに乗っていなかったら、この素晴らしい風景に出会うことは永遠になかったのかも知れません。
そして、10年近く前に初めてこの場所を訪れたときに感じた、この道の先にいったいどんな風景があるのだろう・・・という好奇心が、その後の自分のバイクとの付き合い方を大きく変えました。
北の果てのこの丘に立つたびに、そんなことを思います。
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別の場所を散策中だったヤマちゃんさんとばったり再会。
バイクを止めて、再び立ち話が始まります(^^;)
実際にはさっき初めて会ったばかりなのに、すぐに仲良くなれるのがライダーの良いところです。
なかなか話は尽きないのですが、時計を見ると夕方の4時が近づきつつありました。
今夜も兜沼に泊まるつもりなので、あとはこれからの残りわずかな時間を全てこの丘に捧げようと考えていました。
お互いの旅の安全をお祈りして、再びそれぞれの旅へと戻ったのでした。
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夕暮れ迫る宗谷の丘。
昼間はバイクや車の姿がちらほらと見かけられましたが、今はもう誰もいなくなっていました。
吹く風も、冷たさを増しているように感じます。
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セローの影も、だいぶ長くなってきたなあ・・・。
そろそろ、潮時か。
最後に、風車の方へ寄って行こう。
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これまでの経験上、風車の方角は昼間は雲がかかっていることが非常に多く、夕方頃に晴れてくるというパターンが多かったように思います。
今日もまさにそうでした。
そんなわけで、風車のところに行くのは夕方、という図式が出来上がってしまっています(^^;)
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ヒュンヒュンという風車の音だけが響く、今日はもう誰も通らないダート道。
こんなところにたった一人突っ立っていると、とても寂しい気分にかられます。
それは、大好きなこの場所をもう立ち去らないといけないという寂しさでした。
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最後は夕日を真正面から浴びながら、丘を下ります。
道に敷き詰められた貝殻が夕日を浴びて光り輝き、とても印象的な瞬間でした。
時刻は5時半を回っており、あとは兜沼のキャンプ場へ戻るだけです。
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給油して夕食を買って、海に沈もうとする夕日を横目にキャンプ場へひた走りました。
途中で完全に日も暮れてしまいましたが、7時頃には無事にキャンプ場に帰ってくることができたのでした。

昨日にもましてテントの数は少なく、自分の好きな場所にテントを張り、シャワーを浴びてほっとひといき。
近くに温泉があれば言うことなしなのですが、最寄りの豊富温泉までは確か片道20kmくらいあったはずだし、夜間は危険過ぎてとても行く気になれません。
それはともかく、今日はたっぷりと宗谷丘陵を満喫できたし、心地良い疲れと満足感の中、涼しい夜風に吹かれて最後の夜を静かに過ごしていました。
明日は最終日、夕方の飛行機に間に合うように千歳までひた走る必要があります。
ルートはほぼ頭に入ってはいるけれど、念のため地図を確認してから、眠りに着いたのでした。

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by shibainu16 | 2015-10-25 18:15 | 15.8北海道 | Comments(6)
Commented by ヤマちゃん at 2015-10-25 23:35 x
お久しぶりです。お元気ですか、あれからもう数ヶ月もたつのですね~
私もここは特別思い入れがある場所のひとつです、本当に信じられない程ドンピシャの出会いだと思います。(日にち、時間、場所等全てが重なった結果)

そしてもう一つの出会いが・・南下途中に立ち寄った枝幸ケモマナイ林道で・・
なんとなく嫌な予感を感じながら峠より少し下った時に・・真っ黒なものが林道にあり、もしやと急停車!そう、熊でした!!距離30m程、緊張が走りました
が!落ち着いて対処出来たと今は思います、時間にして5~7秒対峙後面倒くさそうにゆっくりと去ってくれました。心臓はバクバクでしたが睨み勝ちです(笑)
この旅での2つのびっくりな出会いでした。
Commented by POO at 2015-10-31 02:57 x
初代ブログから拝見しております(^_^)
相変わらず素敵な写真ですね
カメラは今もEOS30Dを使ってらっしゃるのですか?
カメラとレンズを参考に教えていただけると嬉しいです。

柴犬のまりちゃんの写真もご実家に帰ることがございましたらまたブログに載せて頂けると嬉しいです(^_^)
私も柴犬を飼っていますがshibainuさんの撮るわんこの表情がすごく好きです
影響されて私も愛犬を一眼レフで写真に残したいな、と思った次第です(^_^)笑
Commented by shibainu16 at 2015-10-31 17:22
ヤマちゃん様
大変お待たせしました(^^;)
北海道から帰って、相変わらずの忙しい日々で遅くなってしまいごめんなさい。
楽しいひとときをありがとうございました。
またいつの日か、宗谷の丘でばったりお会いできるといいですね。

熊との遭遇は大変でしたね・・・。
私も農道で遭遇した経験はあるのですが、林道ではさすがにありません。
とても怖かったかと思いますが、無事で本当に何よりでした。
Commented by shibainu16 at 2015-10-31 17:29
POO様
初めまして、昔からご覧いただきありがとうございます。
カメラは2010年にEOS5DMarkⅡに替えまして、現在に至ります。
レンズは、バイクの旅ではEF24-105mmF4Lをメインに使用しております。
ちなみに柴犬まりちゃんの写真は、そのほとんどが単焦点レンズのEF50mmF1.4で撮っています。
実は先月、たまたま実家の隣町に出張で行く機会があって、ちょっとだけまりちゃんと遊んでまいりました(^^)
写真は撮っていませんでしたが、今度はお正月に会えるのでそのときにたくさん撮ってきますね。
Commented by fielder at 2015-11-03 11:58 x
こんにちは
宗谷丘陵晴れてよかったですね^^
なんだか、私もうれしいです
素晴らしい景色 ありがとう
Commented by shibainu16 at 2015-11-04 22:24
fielder様
はい、好天に恵まれて本当に幸せな一日を過ごすことができました。
宗谷に向かう途中は、いったいどんなお天気になるのか心配で仕方がなかったんですけどね・・・(^^;)
楽しんでいただき、こちらこそありがとうございました。
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